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法面保護工事の工法

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ワイヤーロープネット掛工

ワイヤーロープネット掛工について

落石の要因となる斜面上の浮き石転石を「ワイヤーロープ」と「アンカー」で既存の位置に押さえ込む原位置での『落石予防工法』であり、岩塊の初期滑動を抑制することで、斜面の安定を図ります。
また、施工による自然地盤への損傷は軽微であり樹木等の育成を目的とする地盤の確保にも優れ、自然と調和した斜面の形成を可能にします。

特徴

①斜面上の転石や浮き石を押さえ込む、落石予防工です。
ワイヤロープ(主ロープ・補助ロープ)と交点部に配したアンカーで、斜面上の岩塊を押さえつけることにより、岩塊の初期滑動を抑止し落石の発生自体を未然に防止します。
また、金網を併用することで、ワイヤ格子目をくぐり抜ける細かい剥離も防ぐ事が出来ます。

②施工性に優れます。
ワイヤーロープ、アンカーなど、使用部材が軽量かつ自在制に優れているため、様々な施工地の状況に適し、広範囲での使用が可能です。

③景観性に優れます。
ワイヤロープおよびアンカーの架設に支障をきたす立木や下草の刈り取りを行うことで施工が可能なので、既存の景観を損ないません。

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