特殊モルタル間詰接着工について
地震・降雨浸食・凍結融解・風化などの要因で発生する落石災害を防止するため開発された工法です。割れ目や剥離を生じて落下する危険がある岩石や岩塊を接着補強し、一体化を行うことで接着面積、摩擦力の増大を図り、落石による災害を防止します。
特徴
1.工法の特長
- 軽量機械で施工するため、高所作業にも対応できます。
- リマーモルタルの接着強さは、低温でも発揮されるため、寒冷地においても対応できます。
- モルタル目地工は、石片を組み合わせてモルタルで積み上げるため、自然景観を配慮した仕上がりとなります。
2.適応地
- 転石、岩塊が累積していて落石のおそれがある場合。
- 降雨浸食などにより地盤の支持力が低下し、落石のおそれがある場合。
- 岩盤の亀裂が発達し、剥落するおそれがある場合。